基本の考え
なぜ、バッハやベートヴェンなどの芸術音楽は200〜300年前に創作されたにも関わらず、
今日でも世界中で聴き続けられるのでしょうか?
なぜかというと、
そこには民族、文化、時代の違いさえも超えた普遍的な美しさと感動があるからです。
そのような 地球上の創作物の中で最も美しいものの一つと言える音楽芸術の “感動“ を
ヴァイオリンのレッスンを通して、
多くの方と分かち合うことに最大の価値があると考えています
当ヴァイオリン教室のレッスン 7つの特徴
1 ドイツ・フランスで経験豊富な講師が、本場ヨーロッパのヴァイオリ奏法を教えます
ちょっと耳の良い方ならすでに次のようなことを感じたことがあるかもしれません。
日本のヴァイオリン演奏には、ヨーロッパのものとは少し異なる特徴があることが多い……と。
どんな技巧的な難曲もたやすく弾きこなす技術において、日本のヴァイオリン演奏は世界でもトップクラスといえます。
しかしながら、音楽表現となると、その高い技術レベルとはギャップがあることが多いのが現状です。
当ヴァイオリンクラスでは、そのような『特有なクセ』のない、自然でしなやかな弾き方で指導いたします。
・力まない。必要最低限の力だけ使う弾き方
・平面的な音でなく、宙に浮き出るような音で描く弾き方
・柔らかな音で、音色の種類を豊かに変化させながら音を描く弾き方
ヴァイオリンという楽器の魅力を最大限活かすような奏法を目指します。
2 バイオリン芸術全盛期の奏法に学ぶ
欧州内でも多様に存在するバイオリン奏法の中でも特に『全盛期※』の奏法の良さを取り入れる方法を具体的に指導します
※(おおよそ1870〜1970頃)
音楽的にも、技術的にも、最も高い水準で演奏しするヴァイオリニスト達が活躍してた最も多かった全盛期。
全盛期の奏法には、ヴァイオリンの魅力を最大限に引き出す有益な要素がたくさんあります。
そんな全盛期のヴァイオリン奏法には音楽的、技術的にどのよう優れたな特徴について具体的に解説し、その優れた奏法を実際に取り入れるための練習方法をお伝えします。
ヴァイオリン演奏芸術の全盛期について、詳しくは以下の記事をお読みください
3 音楽表現へのアプローチもヨーロッパの水準で
音楽の目的は、『感動』。
あなたのヴァイオリンの演奏が感動的かどうかは音楽表現で決まります。
演奏技術は手段であって、目的は音楽です。
『技術的にどのようなヴァイオリンの弾き方を身につけるか』だけでなく、目的である『音楽表現をどのように仕上げるか』 についても欧州の水準で指導します。
4 音楽を感じ取る能力 を向上させる方法を伝授
同じ音楽を聴いても感じかたは人それぞれです。
ドイツ語で 受け取る能力に関する美学のことを Rezeptionsästhetik と言います。
音楽性を向上させるためには、いくつか方法があります。
5 『技術のための技術』 ではなく 『表現のための技術』を
音楽的な演奏をするためには技術の練習だけではなく。。。
次の3つをを並行して行う必要があります。
1 作者によって違う音楽の中身を感じる能力を養うこと
2 音楽的、美的センスを向上させること
3 演奏技術を向上させること
音楽性を先行させるのが欧州の音楽教育です。
“ 楽器は音楽をするための手段に過ぎない“
(Pablo Casals 1876−1973 ,チェロの巨匠)
6 ヴァイオリン上達への一番の近道は、長期の目線で計画を立てること。
基礎を、ヴァイオリンの支え方から順番に、きめ細かく取り扱い、
数年後に行き詰まることがないように指導します
どんな複雑な動きも、分解すれば一つのシンプルな動きからできています。
最も早い上達は、そのようなシンプルな動作を、無理なく、余裕をもってできるようにすることです。
ひとつづつ丁寧に、何が必要かを見極め、
複雑な動きがあれば、通常では思いつかないくらいのところまで、もうこれ以上分解できないほどまでに分解して練習します。
7 往年の名ヴァイオリニスト達が実践していた練習方法、アドヴァイスなどに学びます
(ドイツ、フランスでよく用いられる定番の方法から、名演奏家秘伝の練習法と言えるようなものまで、
欧州滞在中に見聞きした様々な効果的な練習方法をお伝えします)