レッスンコンセプト
〜 地球上で創作されたものの中で、最も美しいものの一つと言える
音楽芸術の感動を分かち合う 〜
100〜300年以上前に作曲された音楽にも関わらず、今日でもなお世界中で聴き続けられるのは、
そこに、民族や文化の違いを超えた普遍的な美しさや感動があるからです。
そんな人類の文化遺産である芸術音楽の素晴らしさを、
ヴァイオリンレッスンを通して多くの方に伝えることに最大の価値をおいています。
しなやかな、ヨーロッパのヴァイオリン奏法を教えます。
本場の、変化に富んだバイオリンのボーイング、表現へのアプローチをヨーロッパの水準で指導します。
もし、本場のバイオリン走者や音楽のわかる芸術家があなたの演奏を聴くことがあれば、
良いと思われるような表現の方向性や弾き方になる指導をいたします。
ヴァイオリンと体との関係が現代よりも密接であった全盛期の奏法を伝授
〜 ヴァイオリンが最も美しく演奏された、音色の変化の幅を最大限に生かす全盛期の奏法を〜最近では、本場ヨーロッパでも、ヴァイオリンの弾き方において、音量や、特に音色の音色の変化の幅が減り、音楽表現がよりフラット(均一化) になる傾向にあるのは、実際に多くのヨーロッパ内の音楽家や音楽評論家も指摘しています。 (最近でも優れたヴァイオリニストは全盛期の奏法を多かれ少なかれ引継いでいると言えます。)
当ヴァイオリンクラスのレッスンでは、その最近のヴァイオリンの弾き方の傾向をご存知ない方には、具体的に、どこがどうフラットなのか、また、その弾き方では表現の幅が狭くなってしまうのかの原因について一つずつ解説し、そして、どうすれば、ヴァイオリンの魅力である音色の幅を最大限に活かせる弾き方になるのか、具体的な練習方法についてもレクチャーします。
音楽表現の仕上がりもヨーロッパの水準で指導します
ヴァイオリン奏法だけでなく、音楽表現へのアプローチも、ヨーロッパの水準で行い、 本場一流の音楽家からみても音楽的に良いと思われるような表現になるように曲を仕上げていきます。
私が欧州で知り得た往年の名ヴァイオリニスト達の教えをお伝えします
当クラスのレッスンでは、講師である私の考えではなく、ヨーロッパで集めた教えをお伝えします
講師の私が、ドイツ、フランス在住中に知ることができた、ドイツ、フランスに在住中に見聞きして集めることができた、名演奏やいわゆる全盛期の大家たちから語り継がれた、数多くの貴重な教えや実践的なヴァイオリンの練習方法をそのままお伝えします。
欧州の名ヴァイオリニスト達の間に口伝で伝承される練習法を伝授
次のような方に
・じっくりとバイオリン演奏法の基礎を身につけて、将来、行き詰まることなく上達し続けられるようになりたい
〜 大切にしていること 〜
● 音楽を繊細に描く本物の演奏技術は音楽を深く感受することから身につく
本場ヨーロッパのでの音楽教育がそうであるように、当バイオリン教室では音楽性、音楽の喜びを重視します 。いくら楽器が難しいものでも、この目的からは決して逸れない。目的は音楽表現による感動であって、技術は手段でしかない。これが欧州の音楽界の真髄です。
当たり前のことかもしれませんが、音楽に対する理解が少なかったり、音楽の感動に対する感受性が弱いところでは、音楽によて感動することより楽器を弾きこなすことで満足感を得たり、目的意識がそちらにがシフトしてしまいがちです。
よく、日本では、まず技術が身についてから、表現を考えれば良いと割り切ってしまう考え方を耳にしますが、
この考え方は、実は技術も、大雑把になる
求める表現が繊細になっていって初めて繊細な技術が身についてくるのです。
テクニックは必要性から生まれます。感じる力が弱ければ表現する欲求もきめ細かくないので、繊細な技術が生まれないのです。
ヨーロッパでは、(当たり前のことではありますが)楽器をするという意識よりも音楽をするという意識が常に前面にあります。『表現を重視すれば技術が高度になる』ということは、表面だけ見ればパラドックス的ですが、そのようなわけで、この方が真に高度な技術が身につくのです。
当ヴァイオリンクラスでは、
単に聴衆* を圧倒するためのヴァイオリン演奏技術ではなく、
芸術的に奥深い、きめ細やかな音楽表現のための、
真に繊細なヴァイオリン奏法の習得を目指します。
*(最近、日本では残念なことに、聴衆 のことを、客 = customer と呼ぶようになってしまっていますが)
最近ではヨーロッパでも強まる傾向にありますが、作者の描いた音楽の上に自分の音楽を、上塗りするような表現は避けたいものです。もちろん、演奏者の個性はあるのも自然の摂理です。しかし、作者のインスピレーションを打ち消してしまっては単なる音符の羅列になってしまうのです。私たちは音楽に仕える者でしかないのです。
・じっくりとバイオリン演奏法の基礎を身につけて、将来、行き詰まることなく上達し続けられるようにする
… … … … … … … … … … … … … … …… … … … … … … … … … … … … … … … … … … …
2022年5月現在、レッスンの枠は若干空きがあります。メールか電話でお問い合わせください。メールが届かないことがありますので、もしも数日たってもこちらから返信がない場合は、お電話いただけますようお願い致します。